作品について

テキスタイルブランド tsutaeでは、主にストールやマフラーなど酒寄剛史の手織りによる巻物を作品として発表していますが、以前は服や小物の製作も多く行っていました。
織ることから縫製まで、一人の人間で完結する服作りです。
それは形作る喜びと共に、生み出したものに対する責任の所在を明確にしたいという気持ちからでした。
服に付けた品質表示タグには
「使用者の故意による品質の変化以外であれば、着用期間を問わず無償で修繕を承る」旨を明記しています。
同じ織地や同じ形の服はこれまで一着も製作しておらず、それぞれが完全に一点ものとなっているため、作り手として、着用を重ねたその後を見させていただきたい、という想いも込めています。

現在製作している巻物と同じく、これまでに製作したすべての作品たちの「今」と出会いたい気持ちでおります。

着用を重ねた服は、擦れ、解れ、時に穴など空くこともあるかと思います。
ご自身でお直しをしながら、より「自分の服」としていくことも楽しみのひとつではありますが、お気軽にお直しのご希望くださいませね。

作品のお直しをご希望の方は contact より ご連絡くださいませ。
折り返し、詳細をお知らせいたします。