工房オープンにむけて-進む-

新アトリエにて、環境整備もしながら直接作品に関わる時間も、ようやく少しずつ増やせるようになってきました。
タテ糸作りも進んでいますし、制作と並行して縮絨、タグつけなども進めています。
季節はこれから夏に向かいますが、制作の面ではすでに秋冬物。
今年の冬は、これまでとはひと周り違った場を作れそうです。
螺旋状に進む、とでもいいましょうか。
目の前のこと以上に、未来を心に留めて暮らしたいものです。
目の前のことと言えば、お庭にはシンボルツリーがあります。
山桃の木ではないかと聞きました。
ありがたいことに、住宅地ながら緑の多いこの場所には小鳥たちもたくさんやってきます。
まだ、工房内の配置は決めかねているのですが、今日は緑を前にミシンを踏んでみました。
この空間のどこで何をすれば心が歓ぶのか。
歓びを生み出せるのか。
ひとつずつ、集めてまいります。