つくばに帰ってきて10ヶ月。
少しずつ、少しずつまた「自分の街」になってきました。
「戻ってきた」という方が正確なのかな。
東京でできた仲間たちも遊びに来てくれる。
幼少期を共に過ごした仲間とも仕事ができる。
それぞれの足で立っている未来の仲間たちもたくさんいる。
畑がある。
広い空がある。
真っ暗になる夜がある。
まだまだ気がついていないことがたくさんあるんだろうな。
もっともっと、この街を、僕が育ったこの街を好きになっていくのだと思います。

つくばに戻って生まれたご縁から、大きなイベントに参加させていただけることになりました。
ご自身でも古道具店を営まれている家貨屋さんが主催するマーケットです。
今回は個人出展ではなく、HANDECOというギャラリーさんと共同で。
こちらも、つくばに戻ってほどなくご縁が生まれた方です。
ありがたや、ありがたや。

会場は昨年10月に参加した「つくばスローマーケット」と同じ場所。
つくばエクスプレスつくば駅徒歩0分。
激近です。
イベント詳細は主催者ページよりご覧ください。

作品と共に、普段使っている残糸たちもたくさん連れて行ってみようかと思います。
イベントテーマの「OLDNEW=古くも新しいもの」
残糸も実はその通りだと思ったのです。
大量生産で残った糸たち。
悪い状態になったわけではないのに、生産の都合で主軸からは外されてしまったものが多くあります。
残った糸＝古い糸。。。。
そんなことはないはずなのに。
残糸にだって魅力的な糸がたくさんあります。
その糸たちをつくばの方々にもご紹介したいと思いました。
糸を売ることを主とはしていないので、僕の糸棚からのお裾分け、という形にはなるのですが、きっと新たな発見を提供できる気がしています。
そうして、そんな糸から僕の作品も生まれていると知ってもらえたら、より手織りが身近に感じてもらえるのではないかな、、、、とも思っています。

よい時にできるといいな。
シルクやリネンを織りながら、新たな日々を思い浮かべています。